■本棚 |
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■稲見一良 : セントメリーのリボン |
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実際に鉄砲を持とうかどうしようか悩んでいたときに、そっと背中を押してくれたのが稲見一良ワールドでした。 |
■大藪晴彦 : ヘッドハンター |
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稲見一良が私のバイブルなら、師匠Y氏のバイブルが大藪春彦ワールド! |
■開高健 : オーパ |
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ご存知、オーパの開高大兄です。 |
■C.W.ニコル : 人生は犬で決まる |
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C.W.ニコル氏が飼っていた愛犬モーガスとメガンについて書かれた本です。 アイリッシュセターの性格や猟犬としての資質についてよくわかり、これからアイリッシュセターを飼ってみようと考えられている方は、一読されると参考になるのでは。 しかしこれ読んでると、まだブルトンなんて可愛いもんです。 アイリッシュセターを飼うには、相当の覚悟が必要であることが推察される内容です。(アイリッシュのオーナーの方、ごめんなさい) |
■ナイフマガジン |
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日本で唯一、定期発行されているナイフ専門誌。 今でこそカスタムナイフコレクター雑誌に成り下がってしまいましたが、以前は、実猟に関する記事が結構ありました。 その中でも、小峯隆生(非常にマイナーな作家?映画監督?)が北海道での猟を綴った冒険ナイフ王列伝・番外編は、鴨や鹿の猟の方法や解体等が詳しく描写されており参考にしました。 しかし、ナイフはコレクションの対象になりやすいですよね。確かにラブレスは良いナイフなのだろうとは思うが、刻印の違いだけで同じ人が作った、同じ型のナイフに数万円の差が出るということは全く理解できない。 |
■狩猟界 |
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これまた日本で唯一、定期発行されている狩猟雑誌。 (全猟は雑誌ではなく会誌) 日本にも狩猟雑誌があるんですよ。ランピオンの写真が載せられたミチノク犬舎の広告も、この雑誌に掲載されていたもの。 私が子供のころ、祖父の家にはこの雑誌が山と積まれていて、よく読んでいたことを今でも覚えてます。(ガンツというフィラリア薬の広告が、なぜかとても印象に残ってる) 猟を始めたころは私も定期購読していたのですが、今は射撃場においてあるのを細々読んでます。なんせこの雑誌、一冊¥1300-もします。 購読する人口を考えるとやむ終えないのかもしれません。 |
■甲斐崎圭 : 第十四世マタギ |
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甲斐崎圭は、釣りの手記が主ですが、狩猟の本も少しだけど書いています。 |
■西村寿行 : 老人と狩をしない猟犬物語 |
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動物を題材に扱った小説を、数多く書いている西村寿行。 |
■本庄敬 : 父物語「斧」 |
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このコミック、作画は本庄敬ですが、原作は、ごぞんじ稲見一良。 ダブルオーバックに収載されている、「斧」という短編が原作になっています。 コミック化されるにあたり、原作に手が加えられていて、全く別物のストーリーになっていますが、小説の映画化によくあるような「原作に手を加えてダメになった。」などということはなく、良い感じにボリュームがアップされていて、こんなんもありかな?という感じの出来です。 都会生活を捨てて、犬と、山での自給自足の生活。あこがれですな。 |
■狩猟界社 : 猟犬訓練法 |
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狩猟界社が出版している、実猟犬の教科書的な一冊。 セター、ポインタなどの鳥猟犬はもちろん、和犬やドゴなどの獣猟犬の訓練方法から恐銃癖や獲物を隠してしまうなどの困った癖の矯正方法まで書かれています。 もちろんブリタニーについても書かれていますが、ここについては?・・と思うような内容。しかしセター、ポインターと、レトリバーの訓練方法については参考にしました。 実猟をしない人でも、純粋に猟犬関連の書物として楽しめるのではないでしょうか。しかしジルを飼ってみて思いますが、生き物相手のことはマニュアル通りにはいきません。 |
■アーネスト・ヘミングウェイ : キリマンジャロの雪 |
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この分野の小説を語るのに、この人抜きでは語れないのが アーネスト“パパ”ヘミングウェイ。 ところが、私は「キリマンジャロの雪」を読んで失望してしまったクチなので、この短編集以外では狩猟を題材としたパパ・ヘミングウェイの小説を読んだことがありません。 どなたか「これはお勧め」というのがありましたら教えてください。 同じリョウでも漁のほうの代表作「老人と海」ついてどうだったか?と聞かれたら、1も2もなく最愛の書のうちの1冊と答えます。 |
■野鳥料理 : 柴田書店 |
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『野鳥料理』はブリ仲間のトノのとうさんから頂きました。 取り上げられている鳥は、鴨、雉、すずめはもちろん、今では手に入りにくいウズラや七面鳥、どうやって入手したらよいのか分からないホロホロ鳥まで書かれております。 写真が少ないのが残念ですが、内容は日本料理が主で、焼き物、蒸し物はもちろん、椀物、酢の物なども充実していて、ワインよりも日本酒党の私には嬉しい限りです。 |
■ジビエ料理 : 旭屋出版 |
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この本もその名に違わず、扱っている食材は鴨、雉、猪、鹿などばかりで、鶏や牛などは一切ありません。日本での猟で手に入るほとんどの獲物が載っており、特に鴨のレシピは充実しております。フランス料理のレシピ集ですから、ソースの作り方が丁寧に解説されており、とても参考になります。 これら本のおかげで、日本料理にも野鳥の内臓を使ったレシピがたくさんあること、またフランス料理のソースは、獲物の血液と内臓が大切であることが分かりました。獲物を射獲したら、一刻も早い血抜きと内臓の取り除き(砂肝を除いて捨てていた)を心がけていましたが、考えを改めなければならないようです。 |
■ミステリマガジン : 早川書房 |
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探していたミステリマガジン1994年5月号が手に入りました。 |
■久保俊治 : 羆撃ち |
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今では考えられませんが、40年前の北海道では独身であれば猟で生計を立てることが可能だったようです。 |
■ 甲斐崎圭 : 山人たちの賦 |
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甲斐崎圭が、猟師、釣り師、山小屋のおやじなど、山の恩恵を受けて暮らしている人の短編をまとめたもの。 |