リローディングの事・その2

 アタクシ流のリローディング方法を紹介します。火薬の量や弾頭の深さなどが決まってしまえば、リローディングの作業自体は難しくありません。安く精度の良い弾が作れると思えば楽しい作業です。

 

 

 基本的には、薬莢に弾頭、火薬、雷管を組み合わせれば弾の出来上がり

 

 

 プレスは薬莢をダイに押し込む治具。アタクシはLymanのプレスを選択

 

 

 シェルホルダーは薬莢をプレスに固定する器具

 

 

 薬莢の整形をするフルレングス・ダイと、整形した薬莢に弾頭を装着するためのシーター・ダイ

フルレングス・ダイから出ているピンは、雷管を外すためのもの

 

 

 プレスする前にリューブオイルを薬莢に塗る

これを塗っておかないと薬莢がダイに焼き付く

 

 

 一度使った薬莢は変形するので、フルレングス・ダイを使って整形

変形した薬莢の形を整えるとともに、使用済みの雷管を外す

 

 

フルレングス・ダイの深さの調整はシェルホルダーいっぱいまで下げて、もう1/4回転深めにセット

 

 

 雷管が入っていた穴は汚れているので簡単に掃除

 

 

新品の薬莢は、軽くバリを取る

 

 

 リサイズが終わった薬莢はタンブラーという器具でクリーニング

メディア(とうもろこしの芯)と一緒に振動させて薬莢がクリーニングされる

 

薬莢の数が少なければ、ピカールで磨いてもOK

 

 

 クリーニングが終わったらプライミングツールで薬莢に雷管を押し込む

 

 

 グレインという単位で火薬を計量

 

 

 火薬の種類と量はリローディングマニュアルやサイト情報を参考に

 

 

 雷管を装着した薬莢に量った火薬を入れる

 

 

 シーター・ダイで薬莢に弾頭を押し込み完成。乱暴にすると薬莢が変形してしまうので丁寧に

 

 

シーター・ダイの深さは、薬莢が触れるところまで下げてから1回転もどしてセット

 

 

 弾の全長は、マガジンの長さと精度との相談で

 

 

 射撃場で試行錯誤しながら弾を作るときは、LEEのハンドプレスを使ってシート