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 3月10日

本日は、今期の最終日。師匠Y氏とともに久しぶりの鹿猟。明け方は気味が悪いほど気温が高かいが、午後からは急変するとの予報なので、午前中が勝負。

いつものように、Y氏とは別々の山に入る。午後から荒れる予報なのに、山に入ると同時に雨が。実績のある山の中腹にある大きな栂の木を目指して猟を続ける。

栂の木の奥は谷になっていて、この谷では何頭か獲れているので期待して覗いてみると、・・おりました。

4頭の群れのようだ。距離は50mくらい。灌木の陰に入って見えない、一番大きい先頭の鹿がスコープに入るまでニーリングのまま待つ。スコープがバイタルを捕らえたので発砲!鹿は即倒したが、つかの間スコープで観察。大丈夫なのを確認して、逃げたほかの鹿を探すが見失う。

次の瞬間、鹿が谷を駆け上がり、アタクシの目の前の灌木の陰から飛び出してきた。その距離3m。

アタクシに気付いた鹿は方向転換して逃げるので、ライフルを腰だめで撃ったが当たるもんじゃないですね。鹿は谷を駆け下りていった。

倒した鹿は結構な大きさのメス。2年越しのウェザビー初猟果です。

その後は、倒した鹿を道路まで降ろし、川で腹を割ってY氏が来るのを待つ。Y氏と合流したときにはすでに気温が急激に下がってきたので、ひとまずこの鹿を捌いてしまう。

処理が終わった頃にはみぞれ混じりの雨が本降りになったので今日はここまで。たいがい最終日はボウズと相場が決まっていたので、これで充分。今期も無事終了しました。

 

 

 2月10日 ウサギ猟

前回は、犬たちががんばったにもかかわらず、惜しくも獲れなかったので大先輩のY翁にお願いして師匠Y氏も伴ってのリベンジのウサギ猟。でも今日はウサギだけが目的ではなく、Y翁が「世紀の大発見」と豪語した野生のワサビを収穫させて頂く。

いくつかの偶然が重なって「こんなところに?」と思えるような場所に確かにワサビが群生しておりました。

ついに我が家の山菜目録にワサビが加わりました。ジルママにしてみれば、ほんとに世紀の大発見だろうな。地面を踏み荒らさないように大事に収穫すれば、ずっと楽しめそうだ。ここだけはジルは車でお留守番だな。

さて、肝心のウサギはというと、犬を放して間もなくウサギを起こす。

各人がそれぞれ待ちに入って2時間くらい経ったろうか。Y翁がいたほうから銃声が聞こえる。行ってみるとどうやら外した模様。でもまだ犬はウサギを追っているようなので再び待ち。

1時間くらい待ったろうか。犬の声はまだ聞こえていなかったが、背後で何か出てきた気配がした。首だけ回して振り向くと、獣道から出てきたウサギがこちらを見ている。銃を動かすと、ウサギはまさに脱兎のごとく一目散に逃げる。3発かけたがすべて失中。

犬たちは10分くらい後からやってきたよ。こんなに離れて追っていたとは思わなかった。でもちゃんとウサギが逃げて行ったところを追跡していったよ。犬の能力はすごいね。

さて、再びY翁と作戦会議をして、待ち場所を移動してみた。各人、待ちに入って30分くらいすると1発鳴った。

犬の声も聞こえなかったし、待ちに入って早すぎたので「暴発かな?」とそのままでいたら、師匠Y氏が「獲れたぞー」と呼びに来た。なんでも、Y氏の背後からひょっこり出てきたそうだ。相変わらずこのお方は引きが強い。

今日は、この1羽で終了。Y翁とは来年も出猟を約束してお別れしました。

  

 

 

 

 2月9日

明日はウサギ猟に行く予定なので、今期のジルとの猟は今日が最後。最後だというのに、先週中の仕事があまりにもハードだったので、早起きできません。そんなんではたして、有終の美を飾れたのかどうか。

アクシデントは通称「お茶畑の池」で起こった。この池は、去年は全くつかなかったのだが、今期はまあまあ良い鴨がついている。でもここは、池の奥に飛ばれてしまうのでなかなか撃てないでいた。そこで今日は池の奥から入ってみると、水面が波立っているのが見えた。鴨がいることは間違いないようなので、薬室に弾を入れて音をたてないように先台を戻す。ところが、動かし方が中途半端だったようでマガジンの弾が薬室内に出てしまい噛んでしまう。あせって取り出そうとするもうまくいかず、鴨に気づかれて飛ばれた。

こういう時に限って、鴨はアオクビ。

今日撃てる可能性があった池はここだけでした。まあ、最終日は大体いつもこんな感じで終わるんだよね。今期はお世辞にも猟果があったとは言えないけど、ジルに大きな怪我もなくアタクシ的には楽しく遊べました。

 

 

 

 1月26日

 本日は風は強いけど、いいお天気なので気持ちよく渉猟。ジルの散歩と思えば、鴨に出会えなくても気分は上々。でもこんな日には出会いがあるんですよ。

とある池で、先に堰堤についたジルが水面をじっと見ている。何かいると思ったので、堰堤に上がる道を大きく迂回して、アプローチ。水面をのぞいてみると、カルが4つ。

居鳥に発砲!もちろん効かないので飛び立ったが、この池は必ず被ってくるので草むらに身を潜めていると鴨はやってきた。

でもコースが池の上ではなく右手の山の上を飛んでいて、距離がある。それでも銃を振って撃つと1羽山の中に落ちた。

かなり遠いところに落ちたので、当たりをつけて回収に行ってみると、山はひどい藪で、下草にはシダが一面茂ってる。当然、人間の目では鴨は全然見つからない。こうなるとジルの鼻だけが頼りだが、ジルも前に進むのに難儀する様な場所。1時間以上は捜索したが結局見つからなかった。

 

 1月19日

今日は鴨がおりませんでした。今日もか。

朝、3つの目の池でジルを車から降ろしたら、バリケンにナントもすごい匂いのするものを吐き戻している。どうやら獣のブツを拾い食いしたようだ。あんた、そんなことしてるといつか死ぬよ。

こんな時に限って、池までしばらく歩かなければならない場所。しかたないので、ジルを助手席に乗せ、バリケンが洗える場所まで移動して大掃除。

やる気がすっかり無くなったので、大師匠・Y御大のお宅にお邪魔して次回のウサギ猟の日取りを決めて帰りました。

 

 1月12日

本日はとにかく疲れました。(詳しいことはママさんの日記参照)

この時期、いつもなら岸に向かって風が吹いているのに、今日に限って南からの風。池に落ちた鴨はどんどん奥に流される。

ジルは行きそうもないので藪こぎをしながら回収に向かうも、この池の周囲はしばらく人が入っていないようでひどい状態。鴨にたどりつくのに1時間。やっとジルが泳いでくれたけど、それなら最初に行ってくれれば楽なのに・・。まあ、それがジルなんですけどね。

これから帰りに30分。今期猟期分の藪こぎしてきました。

 

 

 1月6日

今日は、猟の大先輩・Y翁と師匠Y氏とで、新年恒例のウサギ猟に行ってきました。相棒は去年と同じくボク号とビー号のビーグル犬。

犬を放した後、Y翁が設置しておいたニホンミツバチの巣箱の様子を見てみることに。Y翁曰く「巣は出来ているだろうけど、冬の間にハチはいなくなっているはずだ」とおっしゃるので巣箱を開けてみると、まあ確かに見事な巣ができていたのだが、これからが大変なさわぎ。

いないはずのハチがワンサカ出てきて襲ってきた。Y翁と急いで巣箱にふたをするが、アタクシは顎を刺されY翁が耳を刺される。結構痛いんですよ。

皆、一旦非難してほとぼりが冷めた後、Y翁が巣箱のそばに忘れてきた手袋をしたらまたまた「痛っつ」

手袋の中にハチが入っておりました。申し訳ないけど、一同大笑い。Y翁は自家製はちみつを楽しみにしているようだが、大変だよ、これ採るのは。

 さて肝心のウサギは、猟場の山に人の手が入らなくなってから久しいようで、メダケや笹が荒れ放題。はたして犬が起こしても撃てるのか?

午後に一度起こしたものの捲かれてしまう。しかししばらくして再び起し待ちに入ったが、案の定Y氏がウサギを見たものの山が藪がひどく一瞬しか見えなかったため撃てず。

犬の回収に手間取り、薄暗くなってから師匠Y氏が持参したカップめんを啜って終了。山で食べるカップめんは、なぜもこうに旨いのか。

まあ、ウサギは残念でしたが、Y翁と猟をすることが目的なのでこれでいいのです。御年77歳のY翁、いつまでも元気に猟を続けて頂きたいものです。

 

  

 12月23日

このところ、原因不明のかかとの痛みがひどく、猟やランニングなどかかとに負荷がかかることを控えておりましたが、ジルママが「掃除をするのでジルを連れて山に行け」と言うのでおっとり刀で出かけました。

鴨はいたにはいたのですが、ヒドリやヨシガモなど撃ちたくない鴨ばかりで、カル、アオクビはおりません。まあ、こんなもんでしょう。

鴨がいないことに加えて、放置されていた農機具を知らずに轢いたら、これが起き上がってドアに直撃。深い傷が出来てしまう。

まあ、車は猟の道具と割り切っておりますので多少の傷は覚悟のうちですが、やっぱり気持ちが良いものではございません。ジルをたっぷり走らせて、今日は引き揚げてきました。

 

 

ヨシガモとジル 

 12月8日

今期は師匠Y氏は鹿猟に専念するとのことなので、鳥猟期間中はジルと2人で出猟することが多くなりそうだ。

今日もジルと出猟。寒いけど天気は上々。でもチャンスは朝に一度だけだった。

朝一の池は静かだったが、ここは池の傍のシダに茂みに鴨が隠れていることが多い。今日もじっと池を見ていたら、シダの中から辛抱しきれなくなったのかカルのつがいが出てきた。この池は大きいので両側を挟んで攻略したいところだけど必ず戻って飛んでくるので、少し距離があるけど堰堤から発砲。

やはり鴨は池の向こう側に飛んだが、ここはじっと待つ。

今日は戻ってこないか?と思ったところで鴨が飛んできた。かなり高く上がってしまったが銃を振って発砲!

・・・そして外した。

この後は、鉄砲撃ちにはたくさん出会うも鴨は全然いない。みんな元気だね。鉄砲撃ちが激減しているって言ったのは誰だ。この辺にはたくさんいるぞ。

では雉はということで、以前師匠Y氏に教えてもらった場所に久しぶりに行ってみたら、藪だったところが資材置き場になっていた。

ということで、今日もジルの高級な散歩となった一日でした。

 

 11月23日

今日は三位一体ユニットの初出猟。あいにくの雨の中、夜明けとともに池を回るが、結構期待した最初の池ではオシドリばっかりで撃てる鴨がいない。

その後は、それなりに鴨と出会うのだが、間が悪いというかなんというか、撃てない方向にばっかり飛ぶので手が出せないといった感じ。今日のところは鴨のほうが1枚上手だったな。

それでもなんとか、Y氏の鉄砲の技がさえていたおかげでカルとマガモのメスの2羽確保でき、今期初の1羽ずつお土産はできた。

そうそう、ジルもそれなりにお仕事しましたよ。

雨が止んで池に向かう途中のこと。いきなり竹林に飛び込みポイント。

何か出るなと思って銃を構えたら、ブルッと羽音がして雉が出たが竹の中を縫って飛んで行って姿が見えず。普通、開けた方向に飛ぶだろ。

解禁から間がないからか、鳥も多いようでジルも好調。次は雉場をやってみよう。

 

 11月18日

今日は師匠Y氏とともに鹿猟。山は朝から冷たい雨が降っていてモチベーション下がるが、今期もいつも通り山に入る。

山の中はまだ木の葉が残っているのと、霧が出ていることから獲物の姿が見えない。

おまけに、獲物が多く気に入っていた山に木材搬出用の道ができていた。今期は、この山は難しいかも。

結局、今日我々が見た鹿はY氏が1頭だけでアタクシはゼロ!でも朝に近くで鳴かれて逃げられたり、鹿が寝ていたような跡もちらほら見れたので、全く降りてきていないのではなさそうだ。

でも鹿猟のボウズは精神的・肉体的に堪えるな。

 

 

 

 祝解禁

今期も始まりました。解禁日は鉄砲撃ちの年に一度のお祭り日。会社の休みが取れたので、初めてジルママとお祭りに参加しましたよ。

前日まで迷いに迷った朝一の池。これを逃すと今日は厳しいのでかなり固いところを選んだけど、覗いてみたらみごとに空!!

あわてて草刈の時に唯一アオクビがいた池に移動すると、まだだれも来ていなかったようでカルの群れがいる。車を移動させて銃に弾を入れる。ところが、この池の周囲はキジ場でもあるのでジルも出してやったのが裏目に出た。普通、ジルが堰堤に立っても鴨は立たないのに一斉に飛び立ち、池の向こう側に飛んでしまい撃てず。たぶん昨日はひっきりなしに下見の猟師が来てたんだろう。

このあとは、どこに行ってもオシドリと海ガモばっかし。アオクビ、カルがいるのは民家のそばの池ばっかし。

ところで、今日は不思議なほど猟師に合わなかったのですが、解禁日の特別警戒指令が出ているのかやたらパトカーと出会い、今までは撃ってもなんともなくても微妙な池での発砲はとてもじゃないけどできなく、結局ボウズの解禁日。

でもジルは猟が始まったことがわかるようで、行動と目つきが今までの山歩きとは違っていた。草が乾いてきた午後にキジ場に放してみたら、しっかり獲物のにおいに反応して藪を捜索。ウズラの群れをフラッシュさせた。猟をして何年も経つけどウズラのフラッシュなんて初めて見た。ウズラが狩猟鳥獣から外れて個体数が増えてきたのかもしれないね。

 

  

 

 草刈り

今日は猟場の下見を兼ねて毎年恒例の草刈。今年も温いので猟が始まるという実感が湧かなかったが、この作業をすると猟が始まるんだなと思う。ジルも普段の放牧とは違う雰囲気を感じてか、なんとなくテンション高め。

さて、肝心の鴨ですが、やっぱりおりません。オシドリがやたら増えているのに、この時期一番期待しているカルガモの姿は全く見えず。

でも1箇所だけアオクビがいた池があり、少しだけど渡ってきていることが確認できたよ。

 

鴨はどこじゃー

 サイトイン

今日はY氏を誘ってサイトイン。もうすぐ猟期ですからね。

京北射撃場の100mでやりたかったけど、この連休は大会らしいので須磨でひとまずレシピのチェック。やっぱり44.5gr45grが甲乙つけがたく45.5grになるとばらつく。アタクシの銃では45gr近辺が最適な薬量なのは間違いなさそうだ。

射場で44.5gr45grの弾を作ってさらに撃ちこみ。

射場で弾を作るときに風があるとスケールが落ち着かないので、今回は家であらかじめ量った火薬をチューブに入れて準備した。これなら、射場で火薬を量る必要はないし、使わない分の火薬は戻せばいいので後の処理が楽。

サイトインと並行して今回は弾速も測定。150grの軽い弾頭でほぼMAXロードしているので結構出ているだろうなと思っていたが、なんと44.5gr3017ft45.5grでは3042ftも出ていた。気温が下がってきたらもう少し遅くなるだろうけど、308win3000ft以上出ていたとは驚き。DC-300は巷のうわさより良い火薬だと思うよ。

さて、今日のところは50mドンピシャリで合わせて座射と立射の練習をする。座射はまあなんとかなるとしても、立射はまぐれで黒点に入る感じ。とてもじゃないが実猟では使えない。解禁前には京北射撃場の100mでもう一度サイトインする予定だが、レスト無の練習をもっとしなければいけないな。

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 狩猟免許更新講習

3年に1度の狩猟免許の更新講習会にいってきました。前回は、野生動物の生態についての話が面白かったのに、今回は全然ダメでした。

銃の事故と、その防止のことばっかりお題目みたいに唱えておりましたよ。銃所持講習ならわかるんですが、狩猟免許はワナだけのひとも結構いるのに、この話ばっかりというのはいかがなものかと思いますね。

講習に来ている人たちはほとんどが高齢者で、あと10年もすればアタクシ達の天下が来るものと考えられます。その前に猟場がなくなるかな?

 

 Garmin

シーズンオフの週末は単調な日々のうえに大久保射場が無くなってしまったもんだから書くネタがない。とは言ってもジルママから「なんかアップしなさいよ」と催促されるので、新たに購入した猟の小物を紹介させていただきましょう。

鹿猟を始めたころは体力に任せてどんどん山奥に入りルートを開拓してきましたが、当然道に迷いながらの猟で「ここで足挫いたら死ぬかな?」と思ったことも1度や2度ではございません。地図とコンパスはベストにいつも入れてるんですが、この辺は同じような山並みが続いているので自分がどこにいるのか良く判らない。まあ、このころの経験があるから、今の猟場があるんですけどね。

今はそんな体力ございませんけど気になる尾根とか、もう少し奥に行ってみたいなと思うことは今でもあるわけで・・。ということで科学の力に頼ることにしました。

ガーミン・オレゴン・ハンディーGPS。ガーミンにしようか車でも使えるポータブルナビにしようか迷っておったのですが、とあるところから出物がございましたので思い切りました。

我が家の車にはナビなどという高額装備は付いておりませんので、ジルママは車のナビが先だろうと言っておりますが、地図見りゃいんだ。だいいち車で迷ったって死ぬこたあない!

このGPS、画面は少し小さいですが、なんといっても乾電池が使えるところが素晴らしい。ポータブルだと、いつ電池が切れるか気が気じゃないですからね。今期は知らない尾根をもう少し開拓してみよう。

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 京北射撃場

猟期前に今一つ納得できなかった火薬量を探るために、京北射撃場に行ってきました。

京北射撃場には100m射台があるので、より実猟に近いデータが取れると思います。今回は、新品ではなく一度使った薬莢を使います。新品よりいくらか広がっているようなので、これなら46grくらいは入りそう。46grを上限として、猟につかった44.5から46grまで0.5gr刻みで試してみます。

と言うことで、各8発(4発×2)の結果がこちら。

ちなみに真ん中の着弾は、掃除後の捨て弾なので気にしない。腕のせいか散らばり具合は50mの時と大して変りがないように思えます。猟で使っていた44.5grがよくありませんね。45grで纏まって、45.5grで散らばり46grでまた纏まるという、これまた今一つ納得できない結果ですが、今回のベストグルーピングがこちらで、45gr4発が1インチ以内に纏まりました。DC-300、そんなに悪いことないですやん。

この結果を踏まえ45gr46grを作ってさらに撃ちこみます。3発ずつですが、2発は纏まっても1発は必ず外れ値が出るのは、ウデのせなんでしょうか。なかなか難しいもんです。

気温や湿度で微妙に変わってくるので、猟期前での検討は必要ですが、今日の結果では45grが良さそうです。

一応レシピが決まったところで、今度は射撃の練習。座撃と膝撃で15発ずつ。

これまた、座撃も膝撃も大して変わらない散らばり具合。でも、座撃ではまぐれのど真ん中が1発あるのに比べ、膝撃は弾痕不明が1発出ました。でも膝撃のほうが纏まってるのかな?練習してないのですから、まあこんなもんでしょう。

 

 

 24年度の始まり

 猟の成果は散々だった昨期でしたが、猟自体は十分やったという感があります。今期は、そんなに沢山は獲れなくてもいいので、出猟したら1羽、1頭は必ず猟果があるような猟をしたいですね。

さて、今期の出猟記は悲しい話題からスタートです。

アタクシが猟を始めた当初は師匠Y氏とは知り合っておりませんでしたから、猟場の開拓も猟のやり方も手探りでした。可猟区の地図を何種類も買って、載っている池に徹底的に行ってみて猟場を開拓したものでした。

そんな中で見つけた池に通称「高速脇の池」ジルママは「千と千尋の池」と呼んでいた池があります。

この池とは10年以上の付き合いで、もちろん鴨もたくさん獲らせてもらったし、春になるとそれはそれはいい感じのセリが収穫できる自然の恵みをたくさんくれる場所でした。

その池が去年暮れに突然更地にされてなくなってしまいました。こんな悲しい開発を目の当たりにするたびに「人類なんか滅んじまえ」と思うのであります。

池が消滅した!