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 3月8日仕舞猟

 

15日が都合で出猟できないので、今日がアタクシの仕舞猟。

2月半ばを過ぎてから、今まで猟をしていた山でぱったりと鹿を見なくなってしまったので、猟場の新規開拓を兼ねて違う地区に行ってみた。

猟場のそばに車を止めて、双眼鏡のピント合わせで何気なく道路を挟んだ向かいの山を見てみたら、民家の裏で4頭の群れが草を食ってる。さすがに民家裏では撃てないが、期待は膨らむ。

さて、去年に師匠Y氏から1度案内された山に行ってみる。

鹿の警戒鳴きがあちこちで聞こえるのでそこそこいるようだが、木が密生していて見通しが悪く全く鹿を見つけることが出来ない。高いところに行ったらましかなと、山を登っていく。

途中で左目にゴミが入ったので手袋したまま目を触ってしまったらコンタクトが無くなってしまった。仕方ないので、右目だけコンタクトして続けてみたが、目が回って気持ち悪くなってきたので、右目のコンタクトも捨てた。

使い捨てなので惜しくはないのだが、全然見えません。

なぜかこういう事は大抵山の頂上近くで起こるね。怪しい場所は双眼鏡で確認するが、獲れる気がしないので山を降りる。よく足をくじかなかったと思うよ。

午後は車においてある眼鏡をかけて、昨日地図を研究して目を付けていたところに、新規開拓を兼ねて行ってみた。

写真のように笹が出ていて足音が出てしまいかなり遠くから鹿に気づかれたが、この山で3回出会いがあった。少し雪があれば足音が消えるので、来期は期待できそうだ。

本日はここまで。最終日はこんなもんでしょう。今期も良く遊びました。

 

 2月15日

 

ジルの高級な散歩期間が終了し、あと1か月は鹿猟に専念。今期大物は好調なので、ジルのジャーキーも沢山出来ているよう。

本日は師匠Y氏との出猟。今期、鹿が良く寝ている砂防ダムに行ってみたが空。そうそう簡単には獲れません。

別々のルートに入るためにY氏と別れて5分後に銃声。ん?と思ってしばらく待ってみると2発目が。

これは留めだね、ということでY氏のもとに戻ってみると、谷を挟んだ向かいの斜面に鹿が1頭倒れている。よく見つけたと尋ねるとフレアとのこと。

Y氏は昨期からFLIRを鹿猟に使っている。赤外線を見る機械で、判りやすく言うとプレデターの目。(全然わかりやすくないか)暖かい昼間は役に立たないが、朝一の地面が冷えている時には、鹿が寝ていると赤く映る。試しに転がっている鹿を映してみると、確かに赤い玉状になって映っておりました。

さてこの後、Y氏とは別々の山に入る。

雪が深いのでスノーシューを履いて尾根筋を捜索していると、100mほど先の谷底で頭を向こうに向けて寝ている鹿の頭を発見。

胴体は雪に隠れて見えないので、ヘッドショットするしかない。首から上は見えているのでアタクシのウエザビーであれば十分狙えるが、スノーシューを履いているので下手に動くと気づかれる。臥せると雪に隠れて鹿が見えなくなるので、その場に座って目の前にある木に銃を委託して撃つことに。

ところがこの木が、枯れ木だったようでぐらぐらする。それでも狙いをつけて発砲!

鹿はびっくりして飛び上がって、一旦周りを見回してからすっ飛んで逃げていきました。ヘッドショットなので当たっていれば即倒のはず。外れですね。

今考えれば、杖を持っていたのでそれに委託すれば当たったかもなどと思いますが、鹿に気づかれる前に見つけて撃つまでのドキドキが忍び猟の醍醐味なんでしょう。

午後には、珍しくY氏と一緒に渉猟する。惜しい鹿を逃がすも、帰り道で猪を発見!みごとY氏が仕留め、今期初の猪が獲れました。

久しぶりにスペアリブが食えるぞなどと喜んだのもつかの間、この猪、疥癬なのだろうか・・、ひどい皮膚病。

この猪を食すのはちょっと危険ですね。猪には申し訳ないが、大事を取ってこのまま雪に埋めてきました。

 

 鳥猟終了

 

ジルの高級なお散歩も今期は今日が最後の日。最後の日くらいはまじめにしましょうと言うことで、朝6時にお出かけ。珍しくジルもやる気満々なので、本日は大猟の予感。

さて実際はと言うと、予感とは裏腹に朝一から10か所くらいの池を回ってみるも、いけてる鴨(カル・アオクビ)の姿は全くなし。

「これじゃー、新しく鳥猟やろうなんていう若者は出てくるわけねえよな。」などということをジルとお話ししながら猟をする。ジルも「うんうん」と頷いてくれている。

お天気は上々なので、山を歩いているのは気持ちがいいのだが、やはり物足りない。ここがだめだったら猟場を変更しようとした池に鴨がおりました。

ここは、大きな池と小さな池は連なっている場所だが、小さな池に鴨が付いていたためしはない所。大きな池を覗いてみると少し遠いがカルが1羽浮かんでいる。

飛び立つ寸前だったので居鳥に発砲!何事無かったように飛ぶ。距離があるけど放った二の矢も失注。あ〜あと思っていたら、小さな池からカルが2羽ことらに向かって飛んでくる。

完全に油断しておりましたね。予想外の鴨に発砲が遅れる。

結果的には作戦ミス。もう少し近づいてから撃つか、遠いということでスルーしておけば小さな池で獲れました。

本日の出会いはここだけだったので、今思い返してみても悔しい。

でも今までもそんなことの連続であったわけで、「ここで5秒時間が後戻りしてくれたら」なんてことが猟なのかと思いますが、天気の良いお山でジルとこうして遊んでいられるのだからまあ良いか。

今期も良く遊びました。

 

 2月7日 モーラナイフ

 

明日の日曜は用事があり猟に出れないので、本日は師匠Y氏の同行ナシの単独鹿猟。移動の最強兵器ともいえるスタッドレスを買ったので、雪道であっても心配ない。

さて、午前中の山は膝までくる積雪のためスノーシューで山に入ったが足音がバリバリとすごくてとても猟にならない。

午後に比較的雪が少ない山に入る。少ないと言っても結構な積雪なのでスノーシューなしでは喘ぎながらの猟だったが、その甲斐あって2頭獲ることができた。

さて、なぜここまでして鹿を獲りたかったかと言うとですね、砥石を買った時に新しいナイフもポチしたんですよ。

モーラナイフ・コンパニオン・カーボンスチール。

日本ではあまりなじみのないアウトドア用ナイフだが、欧州ではキャンパーやハンターに広く愛用されているらしい。

今、大物の解体に使っている鍛造昌之には何の不満もないのだが、猟を始めた時から苦楽を共にしていて愛着があるのと、買った時のお値段がチクッとくる価格だったので無くしたくない。

なので、山の中に持って行って捕獲現場でワタを抜いたりするのにそこそこ使えるけど、失っても惜しくないナイフが欲しかった。

このモーラナイフ。カーボンスチールなのに、アマゾンで2000円という破格のお値段。おまけに軽いのでベストに入れていても邪魔にならない。なんせ昌之は重いからね。

さて肝心の使い勝手はと言うと、箱出しの状態で何の加工もしないで使ってみた。

鹿2頭のワタ抜きは全く問題なし。かなりの切れ味です。

しかし、続く解体は、1頭全部は無理だった。たぶん鋼材が柔らかいのだろうね。刃持ちは良くない。

でも帰宅して研ぎ直してみたら、鋼材が柔らかい分、非常に研ぎやすい。アタクシにはナイフをハマグリ刃に研ぎ直すようなスキルはございませんので、フラットに研いだだけだが1000番の砥石ですぐに刃が付いた。

ステンレスモデルもあるので、使い勝手を考えるとそっちのほうが良かったかもしれないけど、まあ、このナイフをメインの解体用として使う気はないので十分な性能でございます。

 

 

  

 砥石

 

今使用している砥石は、もう10年くらい使っていてかなりちびてしまったので、新しい砥石と、砥石の面直し用砥石を購入した。今までの砥石はキングの1000番で特に不満はなかったのだが、アマゾンでいろいろ選んでいたら安価な両面砥石があったのでポチした。

と言うことで、新しい砥石はスエヒロの1000番と3000番の両面が使用できるキッチン砥石。

さて、使ってみると、1000番はキングに比べると同じ番手でも細かいようで、堅い鋼材を使っている昌之の鍛造ナイフでは刃が滑るような感じがして今一つ刃の乗りが悪い。

中砥としてはキング砥石の方がサクサク研げて良いようだ。まあ、包丁については問題なく研げるので良しとするか。

裏面の仕上げ砥3000番はいい感じ。ひと手間余計にかかるけど、1000番だけで研いだ包丁より確実に切れ味が増しているね。

鹿猟で使うナイフは剃刀のような切れ味は必要なくて、どちらかと言うと刃持ちの良さが重要。そのため、青紙の昌之は理想的なナイフだけど、キッチン砥石ではこの鋼材を研ぐことを想定していないので仕方がない。

一方、だめもとで買ってみた面直し砥石はサイズが小さいのであまり期待していなかったけど、意外と使えると思う。あまりすり減る前にこまめに使ってやれば、結構良いかもしれないな。

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 ウサギ猟

 

年も、大師匠Y翁と師匠Y氏とともに、恒例のウサギ猟をしました。去年は運よく猟果がありましたが今年は如何に。

今年は、ビーちゃんがご懐妊で山に行けないため、去年生まれたテテちゃんとボク号とで出猟です。テテちゃんは生まれつき右前脚の奇形があり肉球で地面を捕らえることが出来ないので、Y翁自作の靴を履いての出猟ですが、ウサギを起こすと結構粘り強く追うそうです。

さて、午前中から犬を放しましたが昼を過ぎてもウサギを起こすことは出来ず。少し移動して再度挑戦すると、犬達は鳴き声が聞こえなく位遠くまで移動してしまう。Y翁曰く、今頃の時期は発情期なのでウサギの行動範囲が広く猟をするには難しい時期とのこと。加えて。山の手入れをする農家がおらず山が荒れてきていてますます広範囲を捜索させなければならないとのことだ。

さて、無線を通じて犬がウサギを追う鳴き声が聞こえてきた。無線を切ると全く聞こえないが、どうやら我々が入って居る山と谷を挟んだ反対の山で追っているようだ。一旦、車に戻って向かいの山に移動し、30分ほど山を歩いたら犬の声が聞こえてきた。

Y翁もこちら側の山には久しぶりに来たとのことで、3人がそれぞれ見当を付けて待ちに入る。

一度は犬達がアタクシの見える範囲に来てドキドキしたがウサギの姿は見えず。

残念ながら、3時過ぎになって雨が強く降ってきたので、Y翁が犬を呼び戻した。雨が降るとウサギの臭いが消えてしまうので追跡が難しくなるためだ。でも何だかんだ言って3時間くらいは追ってくれたと思う。猟果はなかったが、今年も元気な大師匠と猟が出来てよかった。

 

 

 12月28日

 

本日は、今年の猟納め。朝一から師匠Y氏と鹿猟です。

Y氏は今までとは違った山に入るとのことなので、アタクシはやり慣れたいつもの山に入る。

まずは、実績のあるスギ林を歩いて、一旦林道に出る。林道を山の頂上まで登って、そこから尾根伝いに猟を開始。すると頂上から5分ほど降りた尾根の下で鹿を発見。鹿は気づいていないようなので双眼鏡で見ると、まずまずの大きさのメス。

さて、尾根の向こう側は下の沢まで急な斜面で、もしここを落ちたら回収が難しくなるので即倒させなくては。距離は100m弱。慎重にネックを狙って発砲!鹿がその場で倒れたのが見えた。やったと思ったのもつかの間、ひっくり返った鹿が暴れたら斜面を転げ落ちていったよ。

さてこれからが大変。斜面は写真のような雪でグズグズの急斜面。とてもじゃないが上がるのは無理。倒木でにっちもさっちも行かなくなる可能性があるが、一か八かで沢まで下りて沢筋に下りた。倒木を超えたり沢に嵌ったりしたが、1時間半ほどでなんとか道路まで降ろせた。

すでに1時をまわっていたので、Y氏はどんなもんかなと電話をしてみるとこちらに向かっているとのことなので、途中で拾ってもらい鹿を解体してしまう。

Y氏が行った山には、猟を始めてすぐにほかの猟師のグループが犬を放したとのことで不完全燃焼らしくもうひと山やるというのだが、アタクシは疲労困憊。Y氏には申し訳ないがここで撤収した。

終猟で猟果があって満足です。師匠Y氏には大変お世話になりました。来年もよろしくです。

 

 

 12月21日

 

本日は師匠Y氏と鹿猟。夏タイヤなので雪が心配だったが、道に雪はなかった。

朝一のボーナスステージでは、杉林の合間から鹿を見つけたが、杉が邪魔で撃てる状況ではなく移動しようとしたら鹿に気づかれた。午前中は結局これだけで収穫無し。

午後は「雪が降ったらここ」と言う場所を歩いてみると斜面を走っている鹿を発見。距離は150m位あったが発砲。当然のことながら失注!走っている鹿に当てるのは難しいです。

さらに歩いていたら今度は50mほど先を走っている鹿を発見。今度はもらったと発砲するも、鹿は何事もなかったように走り尾根を越えて逃げて行った。

そんなはずはないよなと、鹿がいたところに行ってみるも血の跡は見えず。なぜにこの距離が当たらないのか?恐らく、頭に血が上ってるから思い切りガク引きしているんだろうな。

失意のうちに車に戻ると師匠Y氏から「とったよ」とのメールが来ていた。さすがです。

このあとY氏が入った山に行って鹿を解体。ジルにお土産が出来てホッとしました。

 

 12月20日

 

本日は午後から強い雨の予報が出ていたので、午前中に実績のある池を重点的に回ってみたが鴨の姿は全くなし。

 

予報通り、午後から降ってきたのでお昼過ぎに撤収。1発も撃たない出猟でした。

 

 

 11月30日

 

昨日野暮用があったので、本日は久しぶりに日曜の出猟、ジルママも一緒。

思いつきで行ってみた朝一の池は、何と池に水がない。下見はしっかりやらないとダメだね。

その後も、日曜だからなのか行く所、行く所、猟師がいたり農作業している人がいたりと、なかなかうまくいかない。

結局、鴨がいたのは先週もいた池のみ。今回もうまい飛び方をされて、手も足も出ず。まあ今日は、朝一の池を覗いたときから予感がありましたけどね。

ジルを思いきり走らせて、早めに撤収。

ジルママは、この早めに撤収して猟場近くの安売りスーパーや露天商の八百屋に寄ったりするのがお気に入りのようだ。家に帰ってからもゆっくりできるので、一日を二度楽しめるような感覚だね。

 

 11月23日

 

本日は鹿がおりませんでした。午前、午後と山に入ったのだが、見たのは両方とも1頭だけ。それも先に気づかれてしまい撃てず。

先週獲った場所も、鹿の痕跡が無くなっていた。もう少し寒くならないと、山を下りてこないのかもしれないな。しばらくは苦戦しそうな予感です。

さて、鹿はなかったのですが、師匠Y氏から天然ナメコをお土産に頂きましたので、昨日、キノコ鍋にしてみたらうんまい。

アタクシも2年前にナメコがびっしり生えた木を見つけたのだが、袋を持っていなかったのでそのままに。昨年、同じ場所に行ってみるもキノコはなかった。

こんなことなら、袋なくても獲っとけばよかった。今年も行ってみよっと。

 

 11月22日

 

本日、鴨がいたのは朝一の池のみ。

その鴨も、散々追われたのでしょう。まず池の奥に飛んで十分高度を上げてから堰堤側に戻るという、実にうまい飛び方をされました。これでは手の出しようがありません。

でも安全な民家傍の池には、大物が沢山浮いておりました。時代は空気銃ですかね。

予想はしておりましたが、解禁1週間にしてジルの贅沢な散歩の始まりです。

 

 11月16日

 

解禁2日目は、師匠Y氏とともに鹿猟。昨日の余勢で今日もと思うのであります。

夜明けとともにいつもの山に入るも、木々の葉が落ちておらず全く見通しが効かない。ところが、どんなセンサー持っているのか、鹿にはこちらが判るらしく結構遠いところからピーピー鳴かれてしまう。時間と共に天気も良くなって、朝露に濡れていた落ち葉も一気に乾燥し、どうしても足音が出てしまう。

それでも今日はアタクシにツキがあったようだ。

ほぼ山の頂上から、登ったのとは別の尾根を歩くと、右下に鹿を発見。頭は木の葉の隙間から時々見える程度で、撃つとしたら肩口から後ろしか狙えないが、ここで下手に動いたら足音で気づかれる。しかたないので、肩を狙って発砲!

スコープ越しに即倒するのが見えたとき、同じ群れにいたらしい3頭の鹿がアタクシに向かって走ってきた。鹿はアタクシに気付いて方向転換。ボルト操作して銃を構える間もなく、鹿は尾根を飛び越えて逃げて行った。散弾なら楽勝でもう1頭獲れていたが、向かってくる鹿をスコープ付のライフルで撃つのは難しいですよ。

さて、倒した鹿のところに行ってみるも鹿がいない。あの倒れ方は半矢ではないだろうとあたりを探していくと、谷の下に落ちている鹿を発見した。

スコープで見ると大きく見えたのに、小鹿の大きいのくらいの鹿でしたね。

でも、この後の回収には本当に難儀しました。谷の底は倒木で歩けないので、回収するには尾根まで上げるしかないのだが、横着してロープを持ってこなかったので、尾根まで上げるだけで1時間以上かかってしまった。結構山奥だったので、そこから1時間くらいかけてやっと道路まで下ろして師匠と合流。

肩を狙ったのに撃ち降ろしだったからか、背中に当たっていたのですぐに解体したが、弾は背中から腿に抜けてしまっていて後ろ足はごめんなさい状態。結局、背ロース1本半と前足しか取れなかった。腿が無事だったらおいしそうだっただけに残念。

 

 祝解禁

 

土曜日解禁の今年。当然、出猟です。今年もジルママも同行。昨期はいいとこなしだったので、今日はいいとこ見せなければ。

ここと決めた朝一の池は空。去年も確かそうだったよね。

3つ目の池を覗いてみると、オシドリが沢山。ジルママを呼んで写真を撮らせた。細長い池なのでお尻まで行ってみたが、オシドリ以外は見当たらない。ここもダメかと弾を抜いた途端、岸の木陰に隠れていたカルが、ガーガー言いながら飛んで行った。距離は5m位なところ。ジルがなぜに気付かなかったのか・・。やる気がないのか?

失意のうちに池の入り口まで戻ってみると、何とアオクビちゃんが浮かんでいる。急いで銃に弾を入れて居鳥に発砲!鴨はパターンに入っているのだが、全く問題なく飛んで行った。

ジルママから「何で2発目を撃たないのよ?」と。確かに・・。何で撃たなかったのかな?自分でも判らないんだけど、なんかこんな時ってあるんですよね。でもね、ジルママが撮った写真にはアオクビが真ん中に写っていたんですよ。

何でこの時に言ってくれないのよと言ったら、あたしは目が悪いとか、オシドリしかいなかったとか言われてました。

今日もダメかなと思いつつ猟場を北に移し、とある池を覗いて車に帰ってくると、白いバンが止まっていて3人待っている。狩猟監視員の方と、所轄の警官です。解禁日の見回りですね。

道路に出る前に銃にカバーをかけて、お話をしました。

許可証を確認されてから警官曰く「銃にカバーをかけなかったらアウトでしたよ」と。なるほど、その辺を見ているのですね。

思いっきりケチがついたので、今日は早く帰ろうかと思いつつ行った次の池で、久々の猟果がありました。

堰堤に上ったジルが池の奥をじっと見ているので、何かいるなと思い池を覗くとマガモの群れが飛び立った。この池は被ってくるので堰堤で待っていると、右手の山を回ってアタクシの頭の上を飛んできた。先頭の鴨を狙って発砲!鴨はジルママのいる方の藪に落ちた。

半矢のような落ち方だったので、ジルママに場所を指示してもらってジルを入れると、すぐに黒い何かが飛び出してきた。鴨にしては小さいなと思ったら、ウサギでした。ママもびっくり。ウサギはもっとびっくりしたでしょう。猟をしていると色んな事が起こります。

アタクシも藪に入りジルママから場所を指示してもらって探すと、溝に浮かんでいる鴨を発見。

ジルに「持って来い」と指示するもちょっと匂いを嗅いで鴨をスルー。御嬢さんは完全に回収する気なし。困ったもんだ。

しかたないので溝におりて回収。マガモのメスでした。2年ぶりの猟果を手にしたし、パトカーとは何度もすれ違うので今日は早めに帰宅。今期は調子が良さそうですよ。

 

 

 サイトイン

 

本日は、ライフルのスコープ調整に100m射撃のできる、京北射撃場に行ってきた。やっぱり、100mで合わせておくと安心できるからね。

弾頭の在庫が少ないので、なるべく少ない弾数終わらせたかったのだが、どうもしっくりこなくて結局20発位使ってしまった。

前の猟期が終わって、ストックを外して掃除をしただけで、特にスコープは触ったわけではないのに、微妙にずれているもんなんだな。

でも最後は、ぴったりど真ん中に命中!これで獲れなかったら、腕のせいだな。

 

 

 猟期前

 

昨日のむかご取りでは、山はまだ夏だった。

でも、確実に猟期は近づいてきているので、本日はライフルの手入れと弾作り。ライフルだけは、猟期前にサイト合わしておかないとなりませんからね。

アメリカでの銃規制強化かなんかの影響で弾薬関連が全体的に品不足になっているようで、日本にリローディングの材料が入ってこない。

アタクシも雷管と火薬は在庫があるのだが、弾頭があと50個くらいしかない。銃砲店や、射撃場に予約はしているのだが入荷の見通しがつかないらしい。困ったもんだ。

まあ、今期は何とかなりそうなので1年あれば入手できると思っているのだが、いよいよダメだったら個人輸入も考えておかないと・・。弾頭ならなんとかなるような気がするが、やっぱり面倒なんだろうな。

 

 

 猟期前の射撃

 

本日は、師匠Y氏と岡山で射撃。射場は混んでるかと思いきや、トラップ射面は空いている。

ということでトラップ撃ちましたけど、全然ダメ。

何がダメって全部。10枚連続で当たって、今日はいいぞと思ったら5枚連続で外したり・・。

試行錯誤で、早めに撃ってみたり、少しクレーを飛ばしてから撃ってみたりしても、全然安定しない。

おかげで、弾は沢山消費できたけどね。

 

 

 ランクル70

 

ずっと噂になっていたランクル70が遂に発売されましたね。

でもディーゼルはなし。価格は200系ほどではないにしても、350万円からですって。乗り始めは400万くらいか?

この車ならアタクシの年齢であれば一生もんですので、次の車を買い替える必要がないと考えるとそれほど高くはないけど、燃費はリッター5kmくらいだろうからランニグコストが何倍にもなるよね。車検も毎年だし。税金は安いみたいだけど・・。

ディーゼルがあれば、真剣に考えるけどちょっと無理ですね。いずれにしても、これは山で乗る車ではないですな。

見学だけはしてこようっと。

 

 久しぶりのクレー射撃

 

師匠Y氏を誘って今年初めての射撃に、岡山まで行ってきた。スキートは須磨でも出来るので、今日はトラップ。

日曜日ということもあって射場は結構にぎわっていて、ちょっとの間、見学して待っていたが、都銃砲店さん主催の射撃練習会に混ぜてもらえることになり、知らない方々とラウンドする。

スコアについては、武士の情けで聞かないでほしいが、久しぶりの射撃は楽しかったな。また来よう!