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 仕舞猟

 

泣いても笑っても本日が今期最終日。先週が仕事で出猟できなかったので、今日は何とか1頭は確保したいが、最終日は大抵ボウズと相場が決まっている。さて今期は如何に。

今日も夜明けとともにいつも山に入る。30分くらい歩くと、木材を切り出してしまって開けた斜面に出る。ここはまだ標高が低いのでめったに鹿はいないが、念のため双眼鏡で見てみると・・、いました。3頭の群れがこっちを見ていて、完全に目が会ってしまった。

「ここで動いたら走るよね」と思ったがこのままでは埒が明かないので、静かに双眼鏡を下して、銃を肩から外したとたん、ピッという警戒鳴きと共に鹿が走った。

速攻でほお付けをして発砲!よっしゃ、1頭こけた!

二の矢をリロードした時には、鹿は林に入ってしまった。

斜面を登って鹿が倒れたところに行ってみると、2歳くらいの小ぶりのメスでした。たまたまネックショットになっていて、腿や背ロースは無傷。肉を取るには最高の条件だ。

川まで降ろして腹を割ってワタを抜く。この時点でまだ8時前なので、鹿を川に漬けて猟を再開する。

山を頂上まで登って、今期よく鹿が付いている斜面を慎重に捜索するも鹿の姿は無し。今日はダメかなと油断したところで鹿が出た。木と木の間を走る鹿を、ニーリングで狙っていると鹿が止まった。

距離は50m。バイタルを狙い発砲!鹿がまた走り出す。外れたか?林の中を走るので、二の矢は撃てなかった。

鹿が逃げた所をしばらく捜索したが、毛や血糊などは見当たらず当たった気配なし。

ここ3回ほど、このくらい距離を外している。スコープは狂っていないので、やはり腕の問題なのだろう。

自分的にはガク引きはしていないと思うのだが、なかなか難しいもんです。

その後は昼過ぎまで猟をしたが、発砲の機会は無かった。

さて、朝獲った鹿のところに戻り、橋の上から鹿を吊るして解体していた時に悲劇が・・。川で滑って転倒してしまい、靴もズボンもビシャビシャ。

この時点で、今期の猟は終了しました。

師匠Y氏に連絡取ると、まだ山にいるとのことなので一足先に帰宅した。

今期も良く遊びましたが、50m先の的に当てるのが来期の課題ですな。

  

 ジルの猟最終日

 

本日は、ジルとの仕舞猟。野菜や果物の買い出しを兼ねてママさんも同行。この時点で今日はハイキングと宣言したようなもんですけどね。

さて、最終の日曜ということもあって、さすがに鴨はおりませんでしたが、2月だというのに暖かく天気も良い。ジルとの散歩には最高の1日だった。

ママさんは役に立たないと言うけれど、山でジルを放すとそれはそれは嬉しそうで癒される。

この猟期が終わるとジルも10歳。あと何年一緒にできるかわからないけど、ジルの足腰がしっかりしているうちは山に連れて行こうと思う。

 

 

 

本日は師匠Y氏とともに、夜明け前から鹿猟。射撃場でスコープが狂っていないことを確かめたので、やはり前回の失中はアタクシの技量のせいだった。

 

山は標高の高いところでは膝まで雪があったが、新雪なので足音がしないのはありがたい。喘ぎながら山を歩くこと3時間。下の斜面に鹿を発見!

鹿はこちらに全く気付いていない。

 

前回は膝撃ちで外したので、今回は地面に伏せてのプローン。撃ち降ろしで距離は40mくらいか。ライフルを地面に委託しバイタルのど真ん中を狙って発砲!

 

一瞬、鹿がスコープの視界から消えた。即倒かと思って肉眼で見てみると、鹿がいたところから1mくらい離れたところで、鹿がこっちを見ている。ライフルをリロードしたら、その音で逃げて行った。

 

恐らく別の鹿だろうと気楽に考え、鹿がいたところまで下りてみたが倒れているはずの鹿がいない。雪にも鹿が倒れたあとが残っていない。

 

いやいや、あれは外しようがないでしょうと、1時間くらいあたりを捜索したがやはりいなかった。

 

そうなると、あの逃げた鹿がそうなのか?銃は委託しているし距離も近く、正直外しようがない状況。

 

前回といい今日といい、いったい何が起こっているのかさっぱりわからない。

夜明け前からエッチラオッチラ何時間も山を登って、千載一遇のチャンスを逃していたら今日1日が台無しだ。

 

スコープは狂っていないので、今度は神社に行かなきゃならんか。

 

 

  ウサギ猟

 

本日は、毎年恒例のウサギ猟。もちろん大師匠Y翁と師匠Y氏も一緒です。

 

ところが去年、Y翁に肺がんが見つかったとのことで、なんと酸素ボンベを背負っての出猟。さすがに鉄砲は持ってこられなかったのですが、80過ぎてボンベ持参で出猟するだから、やっぱりすごい人です。

 

さて、頼りのビーグル犬はビーちゃん1頭引き。10時から2時過ぎまで犬を放しましたが、今日は全くウサギの気配がありませんでした。

今は発情期だそうでウサギの行動範囲が広くなり、この辺を縄張りにしているウサギも遠くに出かけてしまったようです。

 

でも今日はお天気も良くて山にいても気持ちよく、Y翁もご機嫌でしたので良い1日でした。

 

今期でもう猟は終わりとか弱気なことを言っていますが、このお方が鉄砲を置いたらお仕舞ですので、手を変え品を変えけしかけて、来期も新しい犬を飼ってもらいたいと思っています。

   

 1月10日

 

本日は鹿猟。去年であれば、雪で入れない場所が沢山あったのに、今年は全く雪が無し。写真は、標高700m位のところから撮ったものだが、1000m近い山にも雪がない。今年の暖冬は少し異常だね。

さて、そのため鹿も高いところから降りてこないので、猟師が高いところに行かないと出会いがないため、今日も山を登る。

今年、良く鹿の付いている下り斜面を覗いてみたら・・、いました。

木と木の間から鹿が何か餌を食っているのが見える。距離は50m位で、かなりの撃ち降ろしだが鹿はこちらに全く気付いていない。ライフルを立木に委託して撃てれば良いのだが、ここで余計なことをすると気づかれるので、ニーリングでバイタルを狙って引き金を絞った。

もらったと思ったが、鹿は驚いて飛び上がりあたりを見回して、アタクシに気付いたらすっ飛んで逃げた。

いい感じに引き金が引けたのに、外れた?鹿がいたところまで行ってみたが、血の跡もなければ毛も落ちていない。

撃ち降ろしなので少し上に着弾することを考慮しても、これが外れたのは納得いかない。

前回の鹿猟の時に石に躓いて派手にこけ、ライフルも放り出されてスコープに傷が入るこけ方をしたのでスコープが狂ったか?

スコープが狂うことはそうそうないと思うのだが、一度でも道具の信頼性を疑ってしまうとこの猟は成り立たないので、今度射撃場に行かないとならないな。

   

 1月9日

 

本日は、ジルの今年初出猟。なんとか1羽くらい獲りたいところですが、鴨はおりませんね。でもお天気は上々だしジルも楽しそうなので、鉄砲持っての山歩きと割り切る。

さて、とある池の堰堤に上がったら、アタクシの見えなかったところから3羽の鴨が飛び立つ。首は青色で体は白なのだが、アオクビにしては少し位小さいような気がする。ヨシガモかなと思いつつも、こっちに向かってきたら撃つと銃を構えた。

一旦向こうに飛んだ鴨は、高度を上げて被ってきた。先頭を狙って発砲。鴨は堰堤脇の藪に落ちた。

落ちた鴨を確認すると、やはりヨシガモでした。ヨシガモの肉は淡泊だけど十分食べれるので良しとしましょう。

今日はジルの出番はなかったので、HPのタイトルはまだ戻してもらえないな。

   

 1月2日

 

新年、明けましておめでとうございます。

今年も。本HPを閲覧して頂きまして、誠にありがとうございます。

正月、家にいてもジルの散歩位しかやることがありませんので、今年も2日から出猟してきました。

 

その甲斐あってか、今期初の鹿を確保することが出来ました。

3日には毎年恒例のS谷家との新年会がありましたので、背ロースのたたきを出したところ、子供たちにも評判がよかったです。

猟期もほぼ折り返し地点。残りもジル共々無理せずやりたいと思います。

今年も何卒宜しくお願いいたします。

   

 12月19日

 

本日は結構な確率で鴨がおりましたが、みんな撃たれたことがあるのでしょうね。池の奥に飛んでしまったり、山を大きく迂回して飛んだりと、なかなか撃たせてはくれません。

さて、とある池に行ったら、堰堤に着く前に数羽の鴨が飛び去って行くのが見えた。これは、先に行ったジルが追飛ばしたなと、期待しないで池に行くと、ジルが池の右隅をじっと見ている。念のため銃を構えて池を覗いたら、カルが2羽飛び立った。

先頭を狙って撃つと、2羽目が落ちた??

ん〜、完全に後ろを撃っている。まあ心情的には非常に微妙なんだが、結果オーライということで。

さて、ここまではジルは良かったのですが、回収に行けと言ってもフンフン言うばかりで池に入らない。

無理して風邪ひかれても困るし、一旦車に鴨キャッチャーを取りに戻り無事回収。胸肉が無傷なのがうれしい。これで年越しそばの心配がなくなったよ。

   

 12月5日

 

解禁はお腹の風邪でダウンしたので、本日がジルの解禁日。

この猟期が終わるとジルも10歳。立派にシニア犬ですよ。冷たい池に入って風邪でも引かれたら、大変だからね。あまり無理しないで、お山を走り回ってくれればそれでよろし。

 

さて、肝心の鴨は大きな池だけだけど一応いることはいた。でも何度も追われたんでしょうね。まっすぐ被ってくるような飛び方はしないで、池の周りを高度を取るように迂回。上手い飛び方をするもんです。

 

お正月用に何とか1羽くらいは確保したいもんですが、さてどうなるか。

 

   

 11月21日

 

さて、本日は大物の初出猟。もちろん師匠Y氏と共猟。Y氏の話では、先週はいつもの山に鹿の気配が全くなかったとのこと。このためY氏とは朝一から別々の山に入ってみる。

9時半ごろにY氏からメールがあり1頭獲ったとのこと。さすがです。

アタクシはいつもの山を正攻法で攻めてみたが、確かに去年は鹿のフンや寝た後があった場所に気配がなく、昼前まで歩いたが出会いなし。この山を正攻法で攻めて全く出会いがなかったのは初めてではないだろうか。

午後は去年好調だった林道を歩いてみる。この林道は2〜3キロは車が入れるのだが、その先は路肩が崩れていて車の通行が出来ない。車の通れるところにはあまり鹿がいたことはなく、勝負はここからだ。

数キロ歩いてほぼ山の頂上近く。曲がり角を過ぎたら、左手の斜面を猪の群れが走っているのを発見!

先頭の一番大きい猪を狙って発砲!外した!焦ってガク引き気味なのが自分でも判った。

引き金は引くんじゃなくて絞るんだ。そこを意識して慎重に2発目を発砲!

猪が崩れるのが見えた。

猟師人生での初猪ゲット。

道まで降ろしてみると大きな猪です。下まで降ろそうと引っ張ってみたが一人では動かない。さあどうしよう?

途方に暮れていると、幸いにも「猪獲ったどー」メールを送ったY氏から電話があったので、応援を要請。こんな山奥で携帯が通じるんですからすごい世の中になったもんです。

Y氏にギリギリまで車で来てもらい、その後二人でなんとか車のあるところまで降ろしてきたが、大の男が二人がかりで1時間近くかかった。腹を割ってみると、すごい脂肪。美味そうですよ。お正月にジルママ特性のスペアリブの炙り焼きを作ってもらいましょう。

猪の解体は今一つ習得していない我々なので、結構脂肪を無駄にしてしまった。Y氏が実験してみると、毛をバーナーで焼くとうまくいくことが判明。次からは、毛焼きで解体してみよう。

 

 祝解禁

 

今期も始まりましたが、なんとしたことか、ジルがお腹の風邪でダウン。先週1週間遊び倒したからね。まあ、解禁日はお祭りみたいなもんなので、参加することに意義があります。寂しいけど一人参加でお願いしました。

さて、朝一の池は3週間前の下見では、水が満タンでいい感じだったのに、なんと池の水が半分しかない!でもね、解禁に夜明けから参加した人には猟の神さんの施しがあったんですよ。

池を覗いてみてこれはダメだと堰堤に立ったら堰堤側の隅からアオクビのつがいが出た。あきらめていたので、右手に双眼鏡を持っていたため見送るしかなかったアタクシ。

その後は解禁日にふさわしく、猟師には会うけど鴨との出会いは無し。皆さんも出会いがないらしく、道路傍にある池で撃ってる人もいましたよ。地域住民と揉めないといいけど・・。さて、夕方には猟果は半分あきらめてここ何年も行っていなかった池に久しぶりに行ってみた。この池は、池に着くまでにのに手間がかかる割には鴨が着かないので、普段は行かない。

ここは他の猟師も手間らしく、池を覗いてみると結構な数のオシドリが浮かんでいて、誰も来ていないようだ。オシドリが飛ぶのは気にしないでい池の奥を目指して歩き、お尻が見えたところで双眼鏡をのぞいてみるとオシの群れに交じってアオクビが数羽いるではないか。

銃を構えて進むと鴨も気づいて飛び立ったので飛び立ち際で発砲!落ちない。被って飛んできたが、木の葉がが邪魔でよく見えない。姿が見えたところで撃ったが、少し遅かった。

逃げられました。これは落としとかないと、もう次はないよね。

結局ボウズの解禁日でした。やっぱり獲れても獲れなくてもジルがいない鴨猟は寂しいね。来週は復活するかな?

 

 猟場草刈り

 

今日は下見も兼ねて猟場の草刈。最高気温が27度とのことで、汗だくでの作業。ついでに収穫しようと思っていたムカゴもまだ少し早かった。

当然、鴨も居ないよなと思っていたら、オシドリばっかりだけど結構いましたね。

池の状態は、なかなか良いので期待できそう。さて、あと1か月でどのくらい気温が下がるか・・。

 ライフルサイト合わせ

 

京北射撃場にライフルのサイト合わせに行ってきた。

レシピは鉄板。弾頭がシエラ150GrSPBT、火薬はDC30044.5Gr、雷管はフェデラル。3000f/s見当で、距離は100m

不足していた弾頭も十分な量を確保できたので、猟の練習も兼ねてしっかり撃ってきた。

猟期前なので、クレー射台にはそこそこ人がいたが、100m射台はまだ空きがあった。

最初のうちは機嫌よく撃っていたのだが、クレーとは違って強装弾の反動がもろにくるから、さすがに30発くらい撃ったところで頭が痛くなってきた。あんまり体に良いことはなさそうだ。

 

 岡山クレー射撃場

 

師匠Y氏と射撃仲間のKさんとで、岡山御津の射撃場に行ってきた。スコアの方はね、年に2〜3回しか行かないですから言わずもがなですな。一方Kさんは、先週に満射したそうで、今回もコンスタントに20枚以上割っていました。

さて、帰りの高速道で珍事が。話に夢中になって降りるインターを過ぎてしまった。次のインターで降りなあかんかなと思ったが、偶然にもY氏が、前日にYoutubeで緊急転回なる裏ワザを見たとのこと。

ダメ元で次の料金所で乗り過ごしたことを伝えると、料金所のおっさんは最初はウダウダ言っていたが、最後は書類に住所や名前の記入緊急転回させてくれました。

おっさん曰く、一旦料金所を出てしまうと書類が必要になるので、次回からは料金所の手前のコーンをずらしてUターンしてくれれば良いよとのことです。世の中、知らないことがまだたくさんあるわ。

 湯原射撃場

 

大師匠Y翁と師匠Y氏と3人で、残弾処理を兼ねて湯原射撃場に行ってきた。この射場は初めて行く所でトラップ、スキートはもちろん、ラビットも撃てるとのこと。ラビットは撃ったことがないので楽しみだ。

途中でY翁とY氏を拾って高速を走ること2時間、やっと射場に到着。やっぱ遠いわ。

早速、ラビットを撃とうと思ったが、何と本日は撃てないとのこと。楽しみにしていたのに残念。仕方がないので、トラップから始めた。

大久保射撃場が閉鎖になってからは、年間数回しか射撃をしていないので、結構スピードが出ているクレーに全くついていけずスコアは散々。トラップを2ラウンドと、スキート2ラウンドで終了。

ここはライフル射撃もできるようでレンジを見てみたが、どうも50mはないような気がするな。

でも気心知れた人達と鉄砲を撃つのは楽しい。兵庫県にも新しい射撃場が出来れば少しはマメに通うのだが無理でしょうね。